喘息は本当にやばいし病気というのも違う

この記事は2017年08月28日に公開されました。 情報が古い可能性があります。

こんにちは、殿内(@tonoccho)です

24時間テレビ、羽生結弦選手が告白した小児ぜん息について「病気を言い訳にせず」とツイートし物議 視聴者から非難の声
という記事を見ました。小児喘息であることを言い訳にせずに、ということですが、なんていうか、喘息の扱いって本当にひどいですよね。自分も軽度の喘息持ちですが、軽度でもかなりやばいと思っています。

喘息とは何か

自分が病院で教わった喘息の仕組みですが、喘息はまず、アレルギーの一つです。ここ大事。このアレルギー症状が気道に出るのが喘息です。どういうことかというと、気道は粘膜に覆われていますが、粘膜が厚くなって気道が徐々に狭くなっていきます。ひどい場合は完全にふさがります。
これをどうやれば喘息のない人に試せるかは想像がつきませんが、試しに細いストローをくわえてこれだけで呼吸して見るといいかもしれません。喘息の人は症状が出ている間ストローは絶対に外れませんけど。
自分の思ったタイミングで肺に空気が出入りしない、思い切り吸ってもすこし遅れて空気が入ってくるし、吐いても何だか空気が出ない感じと言えばいいでしょうか。この呼吸がだんだんとできなくなっていくというのは大変な恐怖です。
母は重度の喘息持ちでしたが、一晩中咳き込んでいて、ほとんど寝ることもできませんでしたし、最終的には発作が原因で他界しています。自動的に気道がふさがって窒息死、と言うのがどれほどの恐怖かは全く想像もつきません。

アレルギーについて

自分は喘息持ちですし、埃っぽいところで作業をした後高熱とひどい頭痛で倒れます。なので、他にもいくつかアレルギーはあると思います。下のチビは乳製品に対するアレルギーが強く、チーズを食べてしまうとその後数時間はひどい苦しみようです。
アレルギーは肌が赤くなって痒くなるとか、花粉症の涙や鼻水が出て止まらない、というだけのものではありません(花粉症の人も目に見えない部分で何が起きてるかは想像もつきませんが)。最悪アナフィラキシーショックて即死する人もいます。
大学の時の新歓コンパで花粉症の子に面白半分に酒を飲ませた人がいて、鼻水のせいで呼吸できなくなりすぎて泣き出した男子がいましたが、飲ませた奴は本当に逮捕されればいいと思います。自分も酒がダメなので、飲みたくないならこっちにいなさい(飲みたいなら飲ませてあげるけど)と避難所にしていたので、しばらく面倒を見ていました。

原因も様々

何となく喘息は「埃っぽいところでなる」というような認識でしょうけど、あくまでもアレルギーなので、人によって様々です。ストレスがたまればなる人もいるでしょう。自分の場合は、アルコールと強い匂いですね。なのでお酒はもう飲みません。お酒が嫌いなのではなく、物理的に飲みたくなくなりました。飲んだ後の息苦しさ本当に辛いです。
また、整髪料の強い匂いなどでもなぜか喘息になります。匂いの成分なんでしょうかね?何にしても、いったいいつどこで喘息になるかはわからないで生活しています。だって、たまたますれ違った人の香水がキツくても喘息になるんだから。
 

アレルギーの人とsports

肺に空気が正常に出入りしなくなる喘息とsportsはとにかく相性が悪いと思います。なので、スポーツをやりたいのであれば、やる側も教える側もきちんと把握する、いざという時の連絡体制もきちんと作る、と言うような準備は必要だと思いますし、これはアレルギー全般に言えることだと思います。
羽生結弦選手が小児喘息にも負けず、それを言い訳にもせずに頑張ったと言うのの不適切な点は、「小児喘息」と言うものをひとまとめにしたと言う点と「言い訳に使うもの」と評価した点です。
彼は運良く運動しても大丈夫な程度だったのかもしれませんし、指導者がきちんとわかっていたかもしれません。決して彼の小児喘息が、強い精神力で跳ね除けられるものだった、という理解はしてはいけないと思います。むしろ彼と周囲のスタッフには、「喘息とsports」というテーマで同じ症状を持つ子供やその親御さんに知見を共有していただきたいと思う次第です。
何にしても、アレルギーに対してああ言うことを公に発信できるのだから、japanのアレルギーに対する認識はかなりひどいのでしょうかね。

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