中学生をビンタした事件はNZではDVなのではないだろうか

この記事は2017年09月04日に公開されました。 情報が古い可能性があります。

こんにちは、殿内(@tonoccho)です

先日ジャズ演奏者の方が中学生の子をビンタしたとかで話題になっています。話を聞いていると、中学生の子が暴走しちゃって止まらなくなり、スティックを取り上げても素手で叩き出したので、ひっぱたいて止めた、というのが経緯なようなんですが、これについての議論が教育だろう、暴力だろう、などなどあれですが、NZではこれはおそらくドメスティクバイオレンスとして取り扱われるのではと思っています(法律家ではないので多分の話ですが・・・)。
NZでは、ドメスティクバイオレンスについては法律が制定されています。
Domestic Violence Act 1995
japanでも配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律 というのがあって、これがドメスティックバイオレンスについての法律のようですが、あくまでも「配偶者」という縛りがあります。あとは、以下に引用するような婦人の保護についての条項が設けられていたりと、なんとなく「夫ー>妻」というDVの構図をより重く見ているような気がしました。女性への暴力は女性のみにとどまらないこともありますし、この対応は必要かもしれません。

(婦人相談員による相談等)
第四条 婦人相談員は、被害者の相談に応じ、必要な指導を行うことができる。
(婦人保護施設における保護)
第五条 都道府県は、婦人保護施設において被害者の保護を行うことができる。

NZでの法律では、ドメスティックバイオレンスの範囲は Meaning of domestic relationship に定められており、配偶者だけではなく家主と住人とか、雇用関係にある間柄もこの法律の範囲内です。ここの最後に「定期的にあってなんらかの時間を共に過ごしている」というようなことも書いてあるので、今回の件は指導者と教え子の間に起きたことなので、多分DV法に引っかかるんじゃないかと思います。
では何がDVになるかというと、Meaning of domestic violence に定義されており、japanの場合は、殴るとかの具体的な暴力、またはそれをチラつかせて脅かす、というようになっていましたが、NZでは、肉体的、性的、心理的な虐待、というようになっているようです。ようはこれらは別個のものとして扱われているようです。だから人前で怒鳴りつけるのが違法なんでしょうか。
こういう法律を見比べると、japanではDVではない、つまり、DV以外のこととして取り扱われるか全く問題視されていないものがNZではDVになるものが結構あるような気がします。なので、この辺は一度専門的な知識を持った方がなんらかの形で知見を広める必要があるような気がしました。
 
 

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