NZのEM菌事情

この記事は2017年09月18日に公開されました。 情報が古い可能性があります。

こんにちは、殿内(@tonoccho)です

なんかネットで度々EM菌というのが話題に上っては燃えて消えてを繰り返しているような気がします。こんにちは。疑似科学だとか、まぁ色々なことを言われているようですが、「どこまでは科学の範疇でどこからが非科学の範疇か」ということを一度明確にしないことには、EM菌そのものを攻撃することになってしまうので厄介でしょう。
さて、NZではこのEM菌てどういう扱いなのかなーと思って、少しググったら、EMNZというサイトにたどり着きました。

で、このサイトのAboutを見て見ると、EM菌の効果は何かということが書かれており、その中に、確かに水質の改善というようなことが書かれていました。サイト全体としては、農業へのEM菌の適用ということになっており、基本的には土壌や堆肥の改善ということが大きいようです。ここでいう水質の改善についても、「農業用水の改善」ということなのでしょう。
ただ、放射性物質の除去であるとかについては、NZでは特に話題になっていないようですね。ただ、細菌が放射性物質をどうにかするのでは、という点において研究をしている方々はたくさんおられるようなので、ぜひ頑張っていただきたいところです。
ところで、EM菌とその波動ということについては、そもそもの提唱さの比嘉教授ご自身が言われているようで、「事例から見るEMの波動(PDF)」という小冊子もあるみたいです。そもそも「波動」という言葉をどういう文脈、意味合いで利用したかはわかりませんが、乱暴に解釈するなら、「納豆菌の波動によって麹菌がやられた(だからjapan酒を作る前に納豆を食べるな)」というような感じで使っているのかもしれません。
そして、この冊子の冒頭には「現象を素直に観察し、事実を受け入れた時、EMの本質に触れ、EMを科学するスタートラインに立てるのです」というように書かれているので、ご本人としては「波動なんですよ!」ということをいっているというよりは、「起きた現象を見る限り、なんか波動っぽいこと起きてるよね、みんなで研究しようぜ!」といってるように見えます。
当然「EM菌を利用したから」これらの事象が起きた、と考えるか、「事象は起き、たまたまそこでEM菌を使用していたが、何か別の原因だろう」と考えるか、ということは大事ですが、「あいつは波動と言っているからオカルトだ疑似科学だ」というのや「EMの持つ波動のおかげで問題が解決します」というのはなんだか違うなという思いでいます。

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