高度なスキルを持つ人材が見つかりにくい国japan?英語の練習がてら原文を見てみた。

こんにちは、殿内(@tonoccho)です

[blogcard url="https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181106/k10011700411000.html"]

こちらの記事、イギリスのコンサル企業がいろんな指標に基づいて国ごとのマーケットを分析した中でjapanは人材が世界一見つかりにくい国となりました、という記事なんですが、面白そうな記事なので自分なりに読んでまとめてみました。

そもそもの記事とその記事の読み方

[blogcard url="http://www.hays-index.com/"]

もともとの記事はこちらのようですね。2018年版なので、今年どうだったかということになると思います。で、この記事では7つの指標に基づいて分析がされており、以下のようになっています(全て10点満点)。

  1. Education flexibility
    教育機関の充実度で、特典が高ほど十分な教育を提供できていないということになります。
  2. Labour market participation
    得点が高いほど職に応募してくれるひとが少ないという指標です。
  3. Labour market flexibility
    こちらは法的な側面の話で、点が高いほど制度の影響で雇用がしづらいということのようです。
  4. Talent mismatch
    japanが10点取ったこの指標は、点が低いほど企業が必要な人材を見つけやすいという意味になります。
  5. Overall wage pressure
    給料がきちんと生活できるような感じになっているかということで、得点が低いほど生活に必要な予算に対して十分に支払えているということですね。
  6. Wage pressure in high-skill industries
    こちらの指標はWage pressure in high-skill occupationsと似ていますが、occupationsの方は「職種」としてであるのにたいし、こちらは業界としてどうかという話のようです。
  7. Wage pressure in high-skill occupations
    得点が低いことの意味は、高度プロフェッショナルなjobに従事するひとの昇給のペースがそうでないひとよりも遅いということで、例えば単なるレジ打ちバイトの昇給幅のほうが医療従事者の昇給幅より大きいということになります

japan、NZ、アメリカで比較してみる

それでは比較してみようと思います。項番は上記のものに併せてあります。

[table id=1 /]

で、ここから見えることを自分なりに書いてみます。

japanの場合

まず、教育は充実しています。ですが、人材確保が難しいのは目立っています。また、Overall wage pressureが高めなので、十分な賃金が支払えているとは言い難く、また、Wage pressure in high-skill industriesが0.2と他の2カ国と比べると以上に低いので、スキルを身に着けて業界にはいってもなかなか年収が向上する見込みはなさそうです。

つまるところ頑張っても報われにくい社会、鶏が先か卵が先かは別として、という現状に陥っているように見えます。

NZの場合

全体的に見て人材の見つけやすさと専門職の昇給ペースの速さが目立っています。移民国家であるというのが人材の見つけやすさを助けているかもしれません。昇給のペースも10.0なので、new-zealandは「世界で一番専門職が頑張るほど美味しい国」と言えるかもしれません。

ただ、収入の面で見ると6.2なので、japanよりはきちんと給料払えていますが、この国物価高いんだよな・・・というところですかね。

米国の場合

カリフォルニアの惨状は有名ですが、米国としてみたら給料の支払いは生活する上で他の2カ国よりも良くできているのと、専門職の昇給ペースもまた9.7とかなりの高得点ですね。

一方で教育に関しては6.4と高めのスコアです。ハーバードやMIT、スタンフォードなど名だたる大学はあるものの学費の高さが足を引っ張っているのかもしれませんね。

まとめ

japanは教育機関が充実しているものの企業が求める人材がなかなか見つからないと言う背景、他の国に比べると専門技術が求められるjobについても給料上がらないし生活も比較的楽ではない。また、制度的な面でも労働の柔軟性が低いので、雇う側、雇われる側、ともに苦労しそうに見えます。

NZや米国は教育に関してはjapanには遅れを取るものの、ソレ以外は軒並みいいように見えます。また、政府もそれほど鑑賞していないようで、労働市場の柔軟性もけっこう高そうです。NZはクリックぽんぽんできぎょうできるくらい会社作りやすいですしね。

総合的に見るとjapanは学校に関してはとても充実しているものの、就職して以降はあまり美味しくない国だと言えるかもしれません。一方でNZや米国は教育が重た目なのだけど働いてからは美味しい国と言えそうです。

つまり、japanやNZでしっかり勉強して専門的なjobの素養を身に着けたらNZや米国で働く、という方針が美味しいというわりとネット界隈で言われている結論になりましたが、どのみち英語が必要になるでしょうから、NZに留学して、そのままNZや米国に骨を埋めるのがいいかもしれません。

おまけ:近隣諸国

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中国は大方の予想を裏切らない政府の干渉ぶりから労働市場が相当重めですが、それでも8.1、japanの6.9と比べたときにこの1.2がどの位の差として実感されるかはちとわかりませんが、他はかなり良好な成績です。

シンガポールの労働市場、0.7って何事かというくらい自由ですね。この辺の国はビジネスに関する柔軟性をドカンとあげて成長戦略を取っている、ということかもしれません。

 

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